オーバープロネーションという言葉の弊害

「初心者=初心者用シューズ」
で失敗することが多いと書きました。
その記事はこちら

その理由は
①多くの初心者用のシューズが、幅広、甲高で作られているということ
②多くの初心者用のシューズが、オーバープロネーションを抑制する作りになっていること
の2つ。

前回は①について言及をし、
「緩いシューズは絶対に避けるべき」
というお話をしました。
記事はこちら
そして今回、やってはいけないシューズ選びのもうひとつ
のキーワード。

それは

「オーバープロネーション」

ショップなどに行くと、よく聞く言葉ですよね。

一般的に
「オーバープロネーションは怪我をしやすい」
と言われているため、

これを抑制するためのシューズ
多く出回っています。
特に初心者用のものは殆どがこれです。

「安定性」

を謳い文句にしているシューズの殆どはこれですね。

 

では、そもそもプロネーションとは何なんでしょう?

ランニング用語辞典には以下のような記載があります。

************************************************************************************************
プロネーションとは走行時に外側から着地し、内側へかかとが倒れこむように、
また内側アーチが潰れるようにして衝撃を受け止める一連の動きを いう。
着地の際、最大荷重時にかかとが垂直に近い時をノーマルプロネーション、
かかとが内側へ倒れ込む度合いが大きいときをオーバープロネーション、
かかと部が外側へ傾いている状態をアンダープロネーション(サピネーション)という。
(https://runnet.jp/より抜粋)
************************************************************************************************

ちょっと分かりにくいので、分かりやすく言うと、

一番軸足に体重が掛かったとき、軸足の足首が
まっすぐ→ニュートラルプロネーション
内側に傾いている→オーバープロネーション
外側に傾いている→アンダープロネーション
(下図参照)

プロネーション

で、話を戻します。
初心者用の靴の殆どが

「オーバープロネーションを抑制するための靴」

であるとお話しました。

これって言いかえると

「足首が内側に倒れ込まないように設計されている靴」

ってことです。

でも販売員の中には
「脚に優しいですよ」
「脚を守ります」
なんてことを言う輩もいるんです。

 

いや、ちょっとまてーい!!

よく考えてみて下さい。

「足首が内側に倒れ込まないように設計されている靴」
であるということは
「重心が外側に傾くのを助長している靴」
ということでもあるんです。

これをもし、体重が外側に乗りやすい人が履くと…
(極端ながに股の人を想像すると分かりやすい)

ただでさえ外側に傾いているのに、
更に外側に傾くのは想像に難くないですよね?”(-“”-)”

そのせいで、脚の外側が痛くなります。

これが、
「初心者=初心者用シューズ」
で失敗することが多い理由の2つ目です。

脚の外側痛くありませんか?
もし、そうだとしたら、シューズが間違っているかも知れません。

このことは、初心者に限らず、
ベテランのランナーさんですら大きな誤解をされています。
それが、慢性的な怪我に繋がっていることも多いですね。

それについては次回お話します。

*****************************************
【北川司マラソン塾始めます!!】
①サブスリー塾
②サブ3.5塾
詳細はこちら↓
http://tsukasakitagawa.com/post_lp/marathonjuku/
*****************************************
【伸び代診断実施中!!】
http://tsukasakitagawa.com/post_lp/nobishiro_shindan/
*****************************************
【シューズコンサル受付中!!】
スポーツショップB&D様で行えるようになりました!!
http://tsukasakitagawa.com/post_lp/service2018_4/
*****************************************
【北川司マラソン塾!遂に開講!!】
1)サブスリー塾
2)サブ3.5塾
※詳細は11/26公開します。
*****************************************
2018年度のメニューを一新しました!!
詳細はこちら
http://tsukasakitagawa.com/menu2018_2/
*****************************************
マラソン快走のための必読書
「フルマラソン快走のための手引き」
無料配布中!!
是非ご入手下さい!!
http://tsukasakitagawa.com/post_lp/free/
*****************************************
フルマラソンを楽に走り切るための秘訣、遂に公開!!
今なら無料で「フルマラソン快走のための手引き」を差し上げています。
これはフルマラソンを快走するために必要な知識を纏めたものです。
「フルマラソン快走のための手引き」を入手する
これを読んで、フルマラソンを「快走」しましょう!!

1 個のコメント

  • はじめまして、ヤマムラと申します。これまではMIZUNOウェーブネクサス6をはいていましたが、8月にアシックスゲルカヤノ25へシューズを新調し、その後2週間たらずで左腓骨筋腱炎を発症。プロネーションとシューズの関係について調べていたところ、こちらにたどりつきました。アドバイスをいただくための場面ではないのかもしれませんが、コメントをいただけるとありがたいです。

    アシックスストアにて足型測定、ランニングフォーム測定をし、右がオーバープロネーション、左が軽度アンダープロネーションとのことで、ゲルカヤノ25を購入。走りはじめて2週間で上記発症。鍼灸と安静で一週間、いまは徐々に再開しているものの、完治はしていません。
    プロネーションとシューズの関係から、左より右のほうが傾斜がきつく、オーバープロネーションを抑制するタイプのゲルカヤノ25を勧められたのだと思いますが、いろんな説明があり、あまり覚えていません。仮にそうだとすると、本記事に書かれているように、シューズが足を外側に倒すような仕組みになっているため、もともとアンダープロネーションの左足にさらに外向きへの力が働き、症状がでたのではないかと。
    11月に約20年ぶりのフルマラソンを控えており、走り込みをしたい時期です。
    そこで、ソルボのヒールパッドインソール?を購入し、左足踵部分の外側に入れようか、あらたにニュートラルタイプのシューズを購入したほうがよいのか、迷っています。もしかしたら、学生時代からの長いブランクを経て、急に練習しだしたので、それが故障の原因かもそれませんが。
    非常に長文で申し訳ありません。なにかアドバイスいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    ランニングシューズ選びのプロフェッョナル。履くシューズを変える「だけ」で痛みやトラブルから解放。1000名以上のランナーの足を救ってきた実績を持つ。自身もランナーであり、100kmマラソンのベストタイムは7時間37分。