オーバープロネーションという言葉の弊害

「初心者=初心者用シューズ」
で失敗することが多いと書きました。
その記事はこちら

その理由は
①多くの初心者用のシューズが、幅広、甲高で作られているということ
②多くの初心者用のシューズが、オーバープロネーションを抑制する作りになっていること
の2つ。

前回は①について言及をし、
「緩いシューズは絶対に避けるべき」
というお話をしました。
記事はこちら
そして今回、やってはいけないシューズ選びのもうひとつ
のキーワード。

それは

「オーバープロネーション」

ショップなどに行くと、よく聞く言葉ですよね。

一般的に
「オーバープロネーションは怪我をしやすい」
と言われているため、

これを抑制するためのシューズ
多く出回っています。
特に初心者用のものは殆どがこれです。

「安定性」

を謳い文句にしているシューズの殆どはこれですね。

 

では、そもそもプロネーションとは何なんでしょう?

ランニング用語辞典には以下のような記載があります。

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プロネーションとは走行時に外側から着地し、内側へかかとが倒れこむように、
また内側アーチが潰れるようにして衝撃を受け止める一連の動きを いう。
着地の際、最大荷重時にかかとが垂直に近い時をノーマルプロネーション、
かかとが内側へ倒れ込む度合いが大きいときをオーバープロネーション、
かかと部が外側へ傾いている状態をアンダープロネーション(サピネーション)という。
(https://runnet.jp/より抜粋)
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ちょっと分かりにくいので、分かりやすく言うと、

一番軸足に体重が掛かったとき、軸足の足首が
まっすぐ→ニュートラルプロネーション
内側に傾いている→オーバープロネーション
外側に傾いている→アンダープロネーション
(下図参照)

プロネーション

で、話を戻します。
初心者用の靴の殆どが

「オーバープロネーションを抑制するための靴」

であるとお話しました。

これって言いかえると

「足首が内側に倒れ込まないように設計されている靴」

ってことです。

でも販売員の中には
「脚に優しいですよ」
「脚を守ります」
なんてことを言う輩もいるんです。

 

いや、ちょっとまてーい!!

よく考えてみて下さい。

「足首が内側に倒れ込まないように設計されている靴」
であるということは
「重心が外側に傾くのを助長している靴」
ということでもあるんです。

これをもし、体重が外側に乗りやすい人が履くと…
(極端ながに股の人を想像すると分かりやすい)

ただでさえ外側に傾いているのに、
更に外側に傾くのは想像に難くないですよね?”(-“”-)”

そのせいで、脚の外側が痛くなります。

これが、
「初心者=初心者用シューズ」
で失敗することが多い理由の2つ目です。

脚の外側痛くありませんか?
もし、そうだとしたら、シューズが間違っているかも知れません。

このことは、初心者に限らず、
ベテランのランナーさんですら大きな誤解をされています。
それが、慢性的な怪我に繋がっていることも多いですね。

それについては次回お話します。

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ABOUTこの記事をかいた人

ランニングシューズ選びのプロフェッョナル。履くシューズを変える「だけ」で痛みやトラブルから解放。1000名以上のランナーの足を救ってきた実績を持つ。自身もランナーであり、100kmマラソンのベストタイムは7時間37分。