【熱中症予防】アイソトニック飲料とハイポトニック飲料の違い

単にスポーツドリンクと言っても、
その中身によって大きく二つに分けられます。

それは、

アイソトニック飲料

ハイポトニック飲料

これらは糖度の違いで定義されています。

糖度が違うと浸透圧が異なるため、
身体への水分や糖分の吸収に大きな差が出ます。

違いを以下に書いていきます。

アイソトニック飲料とは?

アイソトニック飲料とは、糖度が8%程度のもの。

市販のスポーツドリンクの半分くらいはこれです。

ポカリスエット、アクエリアスなど、比較的昔からあるスポーツドリンクは
アイソトニック飲料が多いです。

平常時の糖類の浸透圧と飲料の浸透圧が同じであることから、

運動前やエネルギー補給に効果的です。

摂取のし過ぎは、インシュリンが出てしまい低血糖になってしまう恐れも。

ハイポトニック飲料とは?

ハイポトニック飲料とは、糖度が2.5%程度のもの。

運動中は体内の浸透圧は下がるため、それと同程度の飲料の補給が必要。

そのために、運動中の水分補給にはこれが効果的です。

簡単に言えば、
アイソトニック飲料を希釈することで、ハイポトニック飲料になります。

糖質ゼロのスポーツドリンクなんかもこれに当たります。

ですから、マラソン大会などでは、ハイポトニック飲料、
つまり薄めたスポーツドリンクが提供されるわけです。

ハイポトニック飲料を飲めば良いというものではない!

マラソンのレース中。

水分補給には

「ハイポトニック飲料を補給するのが良い」

と書きました。

でも…

薄めたスポーツドリンクばかりを飲んでいれば
脱水症状にならないのでしょうか?

熱中症の予防には、絶対に欠かすことの出来ない成分があるのです。

とっても怖い低張性脱水

一概に脱水と言っても、以下の三種類があります。

①高張性脱水
②等張性脱水
③低張性脱水
(詳しくは、こちらの記事をご覧下さい。)

マラソンなどのランニング中に起こるのが、

③低張性脱水

です。

これは、ナトリウム、カリウムなどの電解質の血中濃度が、
極端に低下することで起こる脱水症状のことで、

等張性脱水(水分・電解質共に失われた状態)→
水分や薄めたスポーツドリンクばかりを摂取→
水分や薄めたスポーツドリンクばかりを摂取→
繰り返し→低張性脱水(電解質が著しく失われた状態)

となり脱水症状が起こります。

では、効果的に水分と電解質を補給するには…。

命の水、経口補水液

もし、②の等張性脱水の段階で経口補水液を補給することが出来たら…

等張性脱水(水分・電解質共に失われた状態)→
水分と電解質を摂取→
水分と電解質を摂取→
繰り返し→過度の脱水状態を回避することが出来ます。

これは、小腸のナトリウムイオン・ブドウ糖共輸送機構の働きで、
ナトリウムとブドウ糖をモル比1:1 で摂取すると、
腸内の状況を問わず水分・ブドウ糖・塩分を補給出来るという優れものです。

僕のお勧めはこれ。

レース中にこれを携帯して走ると、
熱中症予防に効果的ですよ。
是非、お試し下さいね。

もし、このようなものがない場合には、
糖質ゼロでないハイポトニック飲料に
塩と果汁(レモン、オレンジなど)を入れて飲むと良いですよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

ランニングシューズ選びのプロフェッョナル。履くシューズを変える「だけ」で痛みやトラブルから解放。1000名以上のランナーの足を救ってきた実績を持つ。自身もランナーであり、100kmマラソンのベストタイムは7時間37分。