【完走記】柴又100K ~東京⇔埼玉⇔茨城の道~⑤

【完走記】
柴又100K ~東京⇔埼玉⇔茨城の道~⑤

お腹を壊し、辛くて辛くて仕方なかった
柴又100K。
振り返っていきたいと思います。

第1話
http://tsukasakitagawa.com/2017/06/07/shibamata_kansouki_1/
第2話
http://tsukasakitagawa.com/2017/06/09/shibamata_kansouki_2/
第3話
http://tsukasakitagawa.com/2017/06/10/shibamata_kansouki_3/
第4話
http://tsukasakitagawa.com/2017/06/11/shibamata_kansouki_4/

【記録】
8時間53分45秒
(前半:3時間45分50秒)
(後半:5時間07分55秒)

【5km毎のラップ】

【携帯したもの】
ウェストポーチを2つ用意。
1つは身に付け、もう1つは50km地点に送るドロップバッグに。

(前半)
・APPLE HONEY×2
・経口補水パウダー×5
・芍薬甘草湯(2.5g)×1

(後半)
・APPLE HONEY×2
・Mag-on×1
・経口補水パウダー×5
・芍薬甘草湯(2.5g)×1
・ガスモチン(5mg)×2
・ロペミンカプセル(1mg)×1

携帯した商品やその理由はこちら

折り返しを過ぎ、遂に60kmまで到達。
まだ脚も元気。
このまま押し通せるか…!?

※今回は少し汚い話も入って参ります。
ご気分を害される方はこの先のご閲覧をご遠慮下さい。

60km〜70km

少し話を巻き戻す。
58km地点。
いよいよ、残りフルマラソン!

時計は4時間24分くらい。

上手く走れれば、7時間40分台ではいけるかな!?
失速しても8時間台は固いな…。
そんなことを考えていた。

そして、淡々と60kmを通過。

よし!
あと40km!
ここからだ!!

ペースを上げられそうな気配だった。
ところが…。

試練の始まり

確か63km地点辺りだったか…。
急にトイレに行きたくなる。

40kmくらいで行った水様便を思い出す。
嫌な予感…。
当然我慢出来るような感じではない。

たまらず、トイレを探すも、見つけた仮設トイレは鍵が閉まっている。
我慢は出来ないことを悟り、少し待って3度めのピットイン。

案の定、OPP(おなかぴーぴー)。

少しスッキリした。

…と思ったのも束の間。
走っているとまたすぐに行きたくなった。

でもそう何回も行ってられないという
競技者の思いとが葛藤する。

葛藤の結果、競技者の思いが勝ってしまい、
一度トイレをスルーしてしまう。

トイレをスルーすると、直後に大後悔。

猛烈な便意が襲ってきた。
最早走りながら我慢出来る気がしない。
走るか、我慢するか、その二択。

最早、我慢など出来るような状況でもなくなっていた。

仕方ないので、再度ピットイン。
もちろんOPP(おなかぴーぴー)。

いつだったかはよく覚えていないけど、
そんなことをやっていた時に65km地点を通過。
4時間59分11秒で通過。
この5kmは25分35秒。

本当の地獄はここから。
「菌」が自身の身体を征服し始めました。

完全にお腹が崩壊

完全にお腹が崩壊。

トイレに行っても、走り始めるとすぐに便意が…。
給水で水を摂ると、水が便意に直行してしまう…。

もうまともに走ることは出来なくなってしまった。
しかも、電解質が失われているせいか、
脱水症状が進む。
先ずは、身体が痙攣し始めた。

取り敢えず、エイドで水をかける。
持っていた芍薬甘草湯を服用。

取り敢えず痙攣は治まったが、それ以上に下痢の猛威は続いていた。
次のトイレを求めて歩を進めるも、便意を我慢出来る状況ではなくなっていた。

汚い話だけど、我慢の歯止めがきかない。
我慢をしても出てきてしまう感じだった。

どんなに我慢しても、肛門を締めても、
止めどなく嵐のように吹き荒れる便意の猛威は
止めることが出来なかった。

少し走ってはトイレに…
また少し走ってはトイレに…

もう限界だった。

よく覚えていないけど、取り敢えず70km通過。
5時間31分41秒でこの5kmは32分30秒。

もうタイムなんてどうでもよくなっていた。

70km〜80km

下痢の猛威は弱まるどころか強くなる。
押し寄せる便意の波に為す術がない。

トイレに行ったとしても、
出ると速攻で便意を催す。

もう止めることなんて出来なかった。

それでも前に進まないといけない…。
進まない限りこの苦行を終えることが出来ない…。

例えリタイアするにしても、こんな汚い身体で
どうやってバスに乗ることができよう…。
それこそ苦行ではないのか…。

という思いが、自力でゴールに向かわせる。

人が後ろから来ると、お尻の辺りを確認する。
そして、端っこの方に寄ってしまう。

汚れていないだろうか…?
臭いは大丈夫だろうか…?

そんなことを気にしてしまう。

なんとか耐え忍びながら歩を進めていると75kmが近づいてきた。

するとそこには仮設トイレではなく、
個室のトイレが…。
しかも、多目的トイレがあり、ラッキーなことに空室!
給水所で水を多めにもらい、入室。
用を足し、汚れた衣類などを洗い流す。

顔なども洗い、少し気分がスッキリ!

冷静になり、計算してみると、
キロ6分で行ってもまだ9時間を切れることを確認。

よし!これからだ!!

トイレを出ると急に身体が軽くなった気がした。
そして75kmを通過。
6時間13分42秒。この5kmは42分01秒。

一瞬身体は楽に…。でも長くは続かず…

一瞬身体がとても軽くなった。
これまでの状態がウソのように軽快に走る。
75km〜76kmの1kmのラップは4分18秒。

おお、これで復活か!?

と思ったのも束の間、またもや便意が…。
トイレに駆け込む。

それからは再びその繰り返し。
走ってはトイレ。
走ってはトイレ。

トイレに行くと、猛烈にお尻が痛い。
お尻に激痛が走る。

もう何がなんだか分からない。
単なる苦行。

するとそこに、仲間の応援が!!
嬉しい!
だけど情けない…。

応援に応え、渋い表情で通り過ぎる。

ここで改めて、最低でも9時間を切りたい!
と思うようになる。

そして80km通過。
6時間41分13秒。
この5kmは27分31秒。

残り20kmを2時間19分!
果たして…。

次回へ続く…

第1話
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第2話
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第3話
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第4話
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1 個のコメント

  • いつも興味深く拝読しています。
    完走記⑤、、私の悪夢@東京マラソンを思い出しました。できれば封印したいような体験を、敢えて共有してくださってありがたいです。コーチにも起こり得ることなんですね。北川コーチは優しいから、せっかくの好意を断われなかったのでしょう。でもやっぱり、普段通り注意深く、ですね。私が東京で得た教訓は「身体の訴えを無視するな」です。これからも応援してます!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ランニングシューズ選びのプロフェッョナル。履くシューズを変える「だけ」で痛みやトラブルから解放。1000名以上のランナーの足を救ってきた実績を持つ。自身もランナーであり、100kmマラソンのベストタイムは7時間37分。