【完走記】第32回サロマ湖100kmウルトラマラソン④

【完走記】第32回サロマ湖100kmウルトラマラソン④

【記録】
10時間26分10秒※100kmマラソンワースト
※フル通過:3時間02分03秒
(前半:3時間38分36秒)
(後半:6時間47分34秒)

【ラップ(5km毎)】
21分39秒→21分11秒→21分28秒→21分25秒
※少し遅いかな…。
21分32秒→21分52秒→21分37秒→21分40秒
※向かい風の中、集団を引っ張る。身体に異変が…。
21分56秒→24分10秒→30分30秒→26分51秒
※トラブル発生。失速開始。
33分29秒→30分23秒→33分42秒→32分40秒
※ただただ耐える。
32分47秒→122分06秒→28分07秒→36分58秒
※低体温症により救護、少し回復して何とかゴール。

余りにも苦しいレースとなってしまった
9年連続9回目のサロマ湖100kmウルトラマラソン。
何とか9回目のゴールを果たし、
いよいよ来年は10回目の完走の称号
「サロマンブルー」を目指すことに。
ゴールした瞬間はホッとした気持ちでしたが、
時が経つに連れ、悔しさばかりが残っています。

今回は第4話。
喘息発作により、大幅に減速。
ここからひたすらゴールまで耐える苦しい苦しい時間。
果たして…。

※第1話はこちら
※第2話はこちら
※第3話はこちら
※第5話はこちら
※第6話はこちら

40〜50km

フルマラソン地点を通過。
3時間02分03秒くらい。

30km辺りで喘息の発作により、呼吸が苦しくなったが、
何とかここまで凌いできた。

まだ平地は走れるが、補給と上り坂はダメ。
補給すると心拍は急上昇。上り坂でも心拍は急上昇。

何とか45km到達。
この5kmは21分56秒。
まだ何とか22分は切れている。

45kmを過ぎると、アップダウンが増えてくる。
上り坂は全く走れないので、ペースはガクッと落ちる。

ただ、まだ平地は何とか走れる。
上りでガクッと落ちて、下りで少し盛り返す感じ。

しかも冷たい雨の中のレース。
ペースが落ちると身体が冷える。
冷えれば、更に身体も動かなくなる。
冷えたせいか、お腹も痛くなってきた。

苦しみながらも、何とか中間点。
3時間38分36秒。
この5kmは24分10秒。

もう限界だった。

50〜60km

50kmを過ぎると、ガクッとペースが落ちる。
呼吸は苦しいし、身体は動かないし、
お腹も冷えてしまい、2回ほどピットイン。

集中力も完全に切れてしまった。
まだ半分もあるのに…。

とかなり憂鬱な気分になる。

この辺りで女子トップの加納由理さんに
あっさりと躱される。

全くついていけないというか、
ついていこうという気にもなれない…。

そして55km。
この5kmは30分30秒。

55kmを過ぎると
間も無くして、大エイドステーション。

ここで持っているウェストポーチを
新しいものに取り替える。
そして、新しいビニール袋を着用。

そして、おにぎりを数個頂き、再スタート。

ここで、前半30kmまで一緒に走っていた
「536」の杉本さんと一言二言会話を交わす。

彼も辛そうだったが、
自分よりは遥かに走れているようだった…。

修行僧のようにひたすら耐える。
そして、58km地点を通過。

残り42km…。
苦行だ…。

程なくして、
女子二位の兼松藍子さんにあっさりと躱される。

そして60km。
4時間35分57秒。
この5kmは26分51秒。

下りが多かったせいか、少しだけ盛り返した感じだった。

60km〜70km

60kmを過ぎた辺りで、みつるんこと篠原充さんと合流。
完全に身体が固まってしまったようで、2kmくらいを並走する。

喘息発作→スピードが上げられない→身体が温まらない→身体が固まる→
更にスピードが上げられない→身体が更に冷える→……繰り返し。

この悪循環。
身体は冷える一方。

61km辺りで女子の3番手を走る、楠瀬祐子さんにあっさりと躱される。
「何やってるんですか?」的な表情で走り去っていくも、
全くついていけない。

「ファイト!サブ8、いけますよ!!」

と、エールを送る。
そんなこと言う前にお前が頑張れよ…。

程なくして、女子4番手の太田美紀子さんにもあっさりと躱され…。
自分を抜いていくランナーはいても、自分が追い抜くランナーは殆どいない…。

62.5km地点でスペシャルドリンクを手にするも、
あまり飲む気にならない…。
一口口に含み、中身を捨ててゴミ箱へ…。

そして、通称「魔女の森」へ。

苦行…
苦行…
それ以外何物でもない。

柴又の大失速でこれ以上の地獄はないと思っていたけど、
それに匹敵する程の苦行。

何とか「魔女の森」を抜け、65km。
この5kmは33分29秒。

完全にスロージョギング状態になってしまっていた。

65kmを過ぎると、
かの有名な施設エイドである「斎藤商店」が。

ここで温かいタオルを配って下さっている。
本当に有り難い。
少しほっこりしたせいか、少しペースが上がる。

6分を大幅に超えていたラップが、5分台まで戻る。

サロマのホスピタリティは本当に素晴らしいんです\(^o^)/

その後も、ただ耐え忍ぶように遅いながらも、
一歩ずつ一歩ずつ歩を進める。

「牛歩でもいつかはゴールに辿り着くと信じて…」

そして70kmまで到達。
5時間39分52秒。
この5kmは30分23秒。

少し持ち直した…??

70〜80km

73km付近が宿泊している「ネイパル北見」。

「ここで止められたらどれだけ楽か…」

という悪魔の声が囁く。

それでも、
「今回が9年連続9回目のサロマ。
来年はサロマンブルーだぞ!!
ここで止めてしまっては、元も子もないぞ!」

という想いが足をゴールへと向かわせる。

身体は動かない。
でも気持ちは切れていない。

鶴賀リゾートのエイドで、
名物の「そうめん」と「お汁粉」を頬張る。
そして温かい麦茶を頂いた。

動かない脚をひたすら前へ。
75kmまでの5kmは33分42秒。

タイムなんて関係ない。
ただただゴールへ…。

75kmを過ぎると、
「世界の竹田」こと竹田賢治さんが後ろから追い抜いていく。
※とても素敵で大尊敬する方です。
竹田さんのブログはこちら

何とか耐え忍び、遂にワッカの入り口へ。
残りはたかがワッカ。されどワッカ。

何れにしてもこのワッカの往復が終われば、
全てが終わる。

これまでの失速で身体は冷え切ってしまっていた。
ワッカがここまで牙を向いてこようとは…
この時は予想していませんでした。

80km通過。
6時間46分13秒。
この5kmは32分40秒。

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ABOUTこの記事をかいた人

ランニングシューズ選びのプロフェッョナル。履くシューズを変える「だけ」で痛みやトラブルから解放。1000名以上のランナーの足を救ってきた実績を持つ。自身もランナーであり、100kmマラソンのベストタイムは7時間37分。