シューズコンサル実例集③

こんにちは。
ランニングシューズ・コンサルタントの北川司と申します。

今後、実際にお客様にお選びさせて頂いたシューズにつきまして、

どういう経緯でこのシューズをお選びしたのか?
何を基準にこのシューズをお選びしたのか?

そんなことを書いていきたいと思います。
皆様の靴選びの参考になれば幸いです。

※お客様の許可を頂いております。

◎お客様の現状確認とお選びしたポイント

ニックネーム
H.Iさん

走力・走歴など
走歴:約30年
ウルトラマラソン:多数完走
100kmマラソン:10時間台
フルマラソン:3時間台後半

悩み・痛みなど
腸脛靭帯炎
鵞足炎
モートン病に近い痛み(左足)

解決したいこと
モートン病の痛みと戦いながら走っている。
この痛みから解放されたい。

今履いているシューズ
mizuno wave rider 19 26.5cm
※某カスタムインソール有り

実寸(足長)
    左    右
座位 24.6cm 25.1cm 
立位 25.2cm 25.4cm
※シューズのサイズは、立位のサイズ+1cm程度が目安。
※左右のサイズが異る場合には、先ず小さい方を優先し、その後大きい方を確認する。
(大きい方を優先させると、小さい
方が常に緩い状態となる)

実寸から見る問題点
・左足の「座位」と「立位」の差が大きすぎる。
→「横アーチ低下」こそがモートン病の原因
・右足に比べ、左足のアーチの沈み込みが大きい。
(左足に多くトラブルが出ていることが予想される。)

履くべきシューズのサイズ
基本的には、26.0〜26.5cmでフィット感の高いものを
(もちろんシューズによって異なる。)

履いているシューズの問題点
ボックス(前足部)が足に対して広すぎる。
シューズの屈曲が前すぎる

お選びするポイント
モートン病の痛みを解消するため、
指を使えるようにするトレーニングと、
シューズ選びにおいては、「シューズの屈曲」を変えることを
第一優先事項とする。

本日お選びしたシューズ
nike zoom streak 6 26.0cm

メーカーの伝える6つの特徴(メーカーHPより)
①Flymeshアッパーと土踏まず部分の内部ストラップが、軽量サポートを発揮
②足中央部のシャンクがストライドをサポート
③身体構造に基づいたつま先部分のデザインが、より効率的な蹴り出しが実現
④Phylonミッドソールに内蔵されたNike Zoom Airユニットが高反発のクッショニングを提供
⑤ラグサイズを調節可能なアウトソールトラクションパターンで前進運動を最適化
⑥ラグの間にあるフレックスグルーブ (アウトソールやミッドソールにある溝) が、自然な可動域を確保

※メーカーのホームページ(こちらからもご購入できます。)
http://store.nike.com/jp/ja_jp/pd/ナイキ-ズーム-ストリーク-6-ユニセックス-レースシューズ/pid-11160858/pgid-11858317

購入したお店
B&D 渋谷店
http://bnd.co.jp/wordpress/?page_id=474

◎私がこのシューズをお選びしたポイント

1、脚にフィットしている

私はランニングシューズにおいて、一番大切なのは「フィット感」。
他のどの部分を出し抜いて最優先事項です。
H.Iさんは前足部のボックスが割と狭めなので、
ここのフィット感を大切にしました。

2、シューズの屈曲が中心で曲がり、比較的柔らかい

シューズの屈曲は走りに大きくに影響します。
それは蹴るポイントとシューズの屈曲が合っていなければ、
体重移動が上手く行かずに走りにくくなります。

H.Iさんの場合、
前足部の足の裏に痛みを発症していることから、
記事はこちら。
痛みが発症している部分(前足部)に力が過度に入らないようなものを選択。

このように真ん中の辺りで曲がるものをお勧めしました。

3、アーチサポートがない。

シューズには、
アーチサポートのある「サポートタイプ」と
アーチサポートのない「ニュートラルタイプ」があります。
このシューズは「アーチサポート」のなく、
自然な体重移動ができるタイプのシューズです。

太ももの外旋(外側への捻り)の方が内旋(内側への捻り)より強いため、
アーチサポートは外旋を助長してしまうと判断。
ニュートラル(アーチサポートのないもの)を選択しました。 

総評

フィット感に優れ、
シューズの屈曲が中足部辺りであり、
アーチサポートがないもの。

この条件を満たすシューズを選択しました。 

一番のポイント

「シューズの屈曲の場所を、痛みの出る場所からずらす」

***********************************************************************
【シューズの「少し合わない」を解決する!!】
靴修理のスペシャリストをお招きします!!
シューズの可能性が広がりますよ!!
http://tsukasakitagawa.com/post_lp/seminar20171112/
***********************************************************************
シューズコンサルティング実施中!
詳細はこちら!
http://tsukasakitagawa.com/post_lp/service2017/
***********************************************************************
「フルマラソン快走のための手引き」
無料でプレゼントしています!!
お申し込みはこちら!
http://tsukasakitagawa.com/post_lp/free/
***********************************************************************
新しいコミュニティ「Up to U」が発足!!
詳細・お申込みはこちら
https://tsukasakitagawa.summon.jp/plans/189
※お申込みには本サイトへの会員登録(無料)が必要です。
***********************************************************************

2 件のコメント

  • 北川様

    いつも楽しみに読ませて頂いております。
    また、色々と勉強させて頂きありがとうございます。

    シューズの購入を検討しています。
    レベルとシューズの薄さは関係ないとの事ですので、クッションなどは重視せず、自分に合うシューズを探そうと思っていますが、やはり不安が残ります。
    私のようにフルマラソン、6時間かかるようなランナーでも、薄いシューズで良いのでしょうか?

    • ナツオ様
      コメント有難うございます。
      ご返信が大変遅くなり、申し訳ございません。
      心よりお詫び申し上げます。

      「薄いシューズ」で良いかどうかは、ナツオ様のお話をお聞かせ頂かないと
      判断致しかねることではございますが、
      「如何に足に合っているか!?」
      という観点でシューズをお選びになられると良いかと思います。
      クッション性、反発性などが、フィット感に優先されることはないと思っています。

      また何かございましたら、ご相談頂ければ、と思っています。
      北川司

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    ランニングシューズ選びのプロフェッョナル。履くシューズを変える「だけ」で痛みやトラブルから解放。1000名以上のランナーの足を救ってきた実績を持つ。自身もランナーであり、100kmマラソンのベストタイムは7時間37分。