【フルマラソン準備編⑥】「奥の手」を使ってその身を守る

先ず質問ですが、

フルマラソンは身体に良いと思いますか?

もちろん、精神的にはとても良い効果はあると思いますし、
人生の充実度を上げるものだと思っています。

だからこそ、走ることを多くの方に取り組んで欲しいですし、
マラソンを今以上に楽しんで欲しいと願っています。

しかしながら、
「フルマラソンを走る」という行為自体は、
決して身体に良いものではありません。
ウルトラマラソンなどになれば、尚更。
身体への負担はとても大きいです。

準備を怠れば身体に大きなダメージを与えますし、
しっかり走りきれたとしても、慢性疲労と言う形で
疲労が残ってしまうかも知れません。

そんな「身体によくないフルマラソン」を
如何にダメージを少なくして完走するか…。

これがテーマです。

如何にして身体への負担を減らすか…?

今回は、
「身体への負担を減らす方法」
を書いていきたいと思います。

これまで書いてきたこれらの記事。
【フルマラソン準備編①】「休みすぎない」ことの大切さ
【フルマラソン準備編②】「水分」の摂り方を考える(1/2)
【フルマラソン準備編③】「水分」の摂り方を考える(2/2)
【フルマラソン準備編④】「糖質補給」について考える(1/2)
【フルマラソン準備編⑤】「糖質補給」について考える(2/2)
【フルマラソン準備編⑥】「奥の手」を使ってその身を守る

これらは全て
「マラソンを快走するため」に必要なことであり、
それと同時に、
「身体への負担を減らす方法」でもあるのです。

フルマラソンはそもそも身体に良くない!?

身体へのダメージを少なくして、ゴールに辿り着いて欲しいという
想いでこの連載をしています。

ただ、これから書くことは、
「これが絶対に正しい!」
ということでもなければ、
誰にでも手放しで勧めるものでもありません。

それは前提として
「フルマラソンを走るという行為自体は、身体にとって良いものではない」
「フルマラソンを走るという行為は、身体に大きなダメージを与えることがある」
という事実があることです。

身体に良くない可能性があるからこそ、
「奥の手を使うことで、トラブルは最小限に食い止めることが出来る可能性がある」
ということです。

抵抗のある方もいらっしゃるはずですが、
知っておくと未然に防ぐことが出来ます。

毒を持って毒を制す

毒を持て、と言っているわけではありません。

「毒自体が起こすトラブル<毒を持たないことで起こるトラブル」

と判断する時だけ、利用して下さい。

ポイントは、内臓をコントロールすることです。

①胃酸を止める

胃酸過多になると、不快感が起こります。
これが酷くなると、吐き気、嘔吐などの症状が出ます。

こうなってしまうと、到底走れたものではありません。
時々、コースの端っこで、嘔吐されている方をお見かけします。

何だか切ない思いになります。
防げる術があるのに…と。

せっかく準備をしてきて、
内臓のトラブルで目標が絶たれてしまう…。

悲しいですよね。
切ないですよね。

そんな症状が頻繁に出てしまうなら…

そこまで行かなくても、
レース後に食欲が出ない…

という方には、一度試してみると良いかも知れません。

それは…

「ガスター10」を服用することです。

H2ブロッカーと言い、胃酸を止める作用があります。

胃酸は強酸であり、時に胃の粘膜を傷つけてしまいます。
これを防ぐのが、この薬の役目。

但し、
「薬自体の副作用<薬を飲まないで起こるトラブル」
という判断をした時に使用して下さい。
薬なので副作用がないとは言えませんので…。

私の場合、レースにおいては、
ガスター10よりも強力に止める作用のある
PPIという薬を使用します。

PPIについてはこちら
https://ja.wikipedia.org/wiki/プロトンポンプ阻害薬

私が使う理由としては、
「内臓があまり強くない」から。
起こるトラブルのリスクを考えると、
薬の副作用で起こるリスクの方が少ないと考えるからです。

②腸の動きを止める

「いつもお腹が弱くて、どうしてもレース中トイレに駆け込んでしまう…」
という方は、お守りで持っていく、
若しくは保険で飲んでいくといいかも知れません。

ただ、これは「腸の動きを止める」作用がありますので、
便秘などの副作用が起こることがあります。

間違っても、食中毒の時などは服用しないで下さいね。
症状が長引き、悪化する恐れもあります。

ロペミン(処方薬名)という薬です。
詳しくはこちらのサイトを御覧ください。
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se23/se2319001.html

「ロペラミド塩酸塩」を主成分とし、
市販薬では、
ピタリット(大正製薬)

トメダインフィルム(コーワ)

などは比較的どの薬局にもあります。

下痢が起こってしまうと、トイレ地獄になってしまいますし、
レースどころではありません。
脱水症状やガス欠などの症状も出てしまいます。

何度も言いますが、
この薬には便秘などの副作用がありますので、
下痢の心配のない方、
便秘症などの方は
安易な服用をしないことをお勧めします。

③「痙攣」の症状が出てしまったら…

有名な「攣り薬」と言えば、
「芍薬甘草湯」です。

私も経験がありますが、この薬は漢方薬の割に即効性があります。
携帯しておくと、痙攣してしまった時に役に立つと思います。

薬の詳細はこちら
http://www.tsumura.co.jp/products/ippan/023/index_s.html

攣りやすい…
という方、是非お持ち下さい。

絶対悪いもの、絶対良いものはない

今回は
「薬」を上手く使ってトラブルを回避しよう!
というものでした。

薬は、
「トラブルを回避出来る可能性のある優れたもの」
であると思う一方で、
「薬によってトラブルが起こってしまう可能性がゼロでないもの」
です。

この世に万能薬のようなものはなく、
メリットがあればデメリットが必ず付いて来ます。

どちらの判断を下すのかは、自分自身。

もしトラブルが絶えないなら…
試してみる価値は大いにありますよ。

過去の記事はこちら
【フルマラソン準備編①】「休みすぎない」ことの大切さ
【フルマラソン準備編②】「水分」の摂り方を考える(1/2)
【フルマラソン準備編③】「水分」の摂り方を考える(2/2)
【フルマラソン準備編④】「糖質補給」について考える(1/2)
【フルマラソン準備編⑤】「糖質補給」について考える(2/2)
【フルマラソン準備編⑥】「奥の手」を使ってその身を守る

奥の手を使わずに済むことが一番。
対策を講じていきましょう!!
上の記事が少しでも参考になれば幸いです\(^o^)/

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ABOUTこの記事をかいた人

ランニングシューズ選びのプロフェッョナル。履くシューズを変える「だけ」で痛みやトラブルから解放。1000名以上のランナーの足を救ってきた実績を持つ。自身もランナーであり、100kmマラソンのベストタイムは7時間37分。