【完走記】第6回白山白川郷ウルトラマラソン②

大分時間が経ってしまいましたが…
苦しかった苦しかった
第6回白山白川郷ウルトラマラソンの完走記を
認めていきたいと思います。
今回は第2話です。

第1話はこちらから
http://tsukasakitagawa.com/2018/09/30/6th_hakusanshirakawago_1/

【記録】
9時間48分10秒
(前半:3時間57分21秒 後半:5時間50分49秒)

【ラップ(5km毎)】
start〜10km(白川郷スタート。少し平地を走った後白山白川郷ホワイトロードへ)
22分50秒→27分44秒(50分36秒(50分36秒))
10km〜20km(標高差1000mの峠越え。18km辺りを境に下り坂に)
26分51秒→24分35秒(1時間42分02秒(51分27秒))
20km〜30km(ひたすら下る)
20分47秒→22分12秒(2時間25分02秒(43分00秒))
30km〜40km(基本下り基調。多少のアップダウンあり)
22分41秒→23分23秒(3時間11分07秒(46分04秒))
40km〜50km(やや下り基調も平坦な道が多くなる。)
22分25秒→23分48秒(3時間57分21秒(46分14秒))
50km〜60km(単調な平坦な道が続く。59km地点にはドロップバッグを置くことが出来る)
23分39秒→25分59秒(4時間47分00秒(49分39秒))
60km〜70km(白山比咩神社の敷地内を走れる。嬉しいような失礼なような…)
24分17秒→36分31秒(5時間47分49秒(60分50秒))
70km〜80km(ここから河川敷の単調なコース。向かい風に晒される…)
31分54秒→34分27秒(6時間54分12秒(66分22秒))
80km〜90km(85kmまでは河川敷。90kmまでは一般道の側道を走る。)
42分20秒→46分13秒(8時間22分46秒(88分33秒))
90km〜finish(90km〜95kmまでは日本海を横目に見ながら走る。そしてゴールへ)
45分05秒→40分19秒(9時間48分11秒(85分25秒))

【携帯したもの】
アスリチューン ポケットエナジー(黒:3個 白:2個)
電解質パウダー(5包)

【ドロップバッグに入れたもの】
アスリチューン ポケットエナジー(黒:2個 白:3個)
電解質パウダー(5包)
芍薬甘草湯(2包)
タケキャブ(1錠)
ロペミン(1カプセル)

50km〜60km

疲れている割には、脚が痛い割には粘れていた。

フォーム改造の効果が出ているのか!?
いつもだったらガクッといきそうなところだけど、
粘れているような気がした。

ひょっとしたらひょっとしたら、
このまま最後まで…。

なんて甘い皮算用をしてみたりする。

59km地点で預けたドロップバッグを手にし、
ウェストポーチを交換する。

50km〜55kmは23分39秒
55km〜60kmは25分59秒。

まだ何とか…。

60km〜70km(白山比咩神社〜河川敷)

エイドを出ると、身体が重い…。
でもまだ何とか…。

65km地点は白山比咩神社。
ここに今回お世話になった尾山さんの奥様と娘さんが
応援して下さっている。

何とかここまでは頑張らなくては…。
情けない姿は見せられない…。

そして声を掛けてくださる。
6番目を走っているようだった。

もっと後ろだと思っていた…。
ここまでは何とか、何とか…。
でも、ここで限界だった。

65kmを過ぎると急な斜面を上る。
でもその上り坂を走って上れる程の力は残っていなかった。

歩くにも近いスピードでゆっくりゆっくり駆け上がっていく。
前腿の張りも限界に達してきて、接地の度に痛む。

上り坂は走れないし、
下り坂はもっと走れない。
平坦な道は歩くに等しいようなスピードで。

幸いなことにここからはひたすら河川敷。
上り坂も下り坂も殆ど無い。
ただ、このスピードで走る河川敷は
全然進んでいる気がしない。

この5kmはなんと36分31秒。

キロ7分近くまでペースが落ちていた。

70km〜80km(河川敷区間)

単調な道が延々と続く河川敷。
速く走れていれば無心で走れていれば、そんなに苦ではない。

少しスピードは上がった気がしたけど、
だけど、このスピード…。
全然進まない。
本大会は2.5km置きに距離表示があるのだけど、
なかなか次の距離表示が見えてこない。

そしてようやく75km。
この5kmは31分54秒…。

75kmを過ぎると雨が降ってきた。
そして風も強くなってきた。

ペースは一向に上がらない。
身体が冷えてきた。

持っていた薄手のジャケットを序盤で落としてしまった。
※正確には落としたと勘違いしていて、スパッツの中にあった。
(ゴール後気付いた)

そのことを無茶苦茶後悔する。
このままだと低体温症になってしまう…。
いつかのサロマの二の前になってしまう…。

エイドの方にお願いをし、
ビニール袋を一枚頂くことに。
とても親切にご対応頂いた。
今思えば、
このビニール袋がなければ完走できたか分からない…。
そんな救世主的なビニール袋だった。

脚は限界。
ただ動かない脚を一歩一歩前に出し、
歩を進める。

本当に進まない。
この辺りから、後ろからくるランナーに次々と抜かれるようになる。

「頑張りましょう!」
と声を掛けて下さるけど、一向に身体は動かない…。

出来ることはただ脚を前に出すことだけ。
頑張るとか、頑張らないとか、
キロ何分で走っているとか、順位はどの辺りなのか、
とか最早どうでもよくなっていた。

そしてようやく80km。
この5kmは34分27秒…。

まだ20kmもあるのか…。

80km〜90km(河川敷区間終了〜町中を走る)

さっきから限界と言ってきたけど、
あのときはまだ限界ではなかったのかも知れない。

80kmを過ぎると
更にペースがガクッと落ちる。

もうどうしようもない。
82.5km地点で時計を見てみると、
この2.5kmは21分掛かっていた…。

21分…。
元気な時の倍以上掛かっている…。
というかこんなペースで走っているのはあまり記憶がない。

でも、脚を止めれば、ジ・エンド。
動かなかろうが、前に脚を出し続けるしかない。

ランナーに抜かれることはあっても、
抜くことはない。

85km地点を過ぎると、
長かった河川敷の区間が終わりを告げる。

ここから5kmは町中の歩道を走る。
交通規制がないため、信号では止まる。

止まることは問題ないのだが、
止まることで脚が固まる。

固まるのが辛いので、その場で足踏みをする。

止まること
歩くこと
走ること

この3つだったら、
まだ走ることが一番楽。

取り敢えず、必ずやってくるだろうゴールに向かって
歩を進めていく。

90km手前のエイドでは、
温かいものを…
とお願いしたら、温かい紅茶を頂くことが出来た。

あと10kmちょっと…。

89km〜95km(海岸線区間)

89kmを過ぎると、海岸線に出る。

「マジか…」
「これを走るのか…」

もう笑うしかなかった。

多分晴れていたら気持ち良いんだろうな…。
なんて思ったりもした。

左手には荒れ狂う日本海。
波が時化ている。

雨は強くなり、
風は正面から強く吹き付ける。

足元は水たまりが広がっていて、
川のようになっている。

ここまで来たら、キロ8分も9分も変わらない。
向かい風が吹こうが雨が強かろうが、
ゴールに向かうことには変わりはない。

海岸線を少し行くとようやく90km。
この5kmは46分31秒…。

改めて…
時間掛かってるなぁ…笑

向かい風を受けながら、
雨を浴びながら、
川のようになった水たまりをズボズボと足を出し入れしながら…

激痛の脚を前に出す…が、
最早特別辛いものではなくなっていた。

割と前半は気温の高いレースだった

ここで少し話を戻します。
今日は比較的気温が高い中でレースをしてきた。
自分の場合70km過ぎまではかぶり水をかぶりながら走っていたくらいでした。

ところが、天気の急変。
風雨が強くなり、気温も下がってきた。

そのためか、
ペースが落ち、薄着でここまできたランナーにとっては過酷な条件に。
ガクガク震えているランナーを目にするようになる。

低体温症のリスクは大きかった。
もし早い段階でゴミ袋を頂かなかったら…。

そう思うとゾッとする。

残り5km…

いよいよ海岸線の区間に終わりを告げることに。
すると残り5km。

あと5km…。
あとは町中を走るだけ…。

ようやくゴールをするということが
現実味を帯びてきた。

ここから信号が多くなり、stop&goが多くなる。
良い休憩と捉え、ラッキーだと思ったり、
でも間に合いそうなときは少しスピードを上げてみたり…。

ゴールが近づくに連れ、
取り敢えず10時間を切ってゴールは出来るという安堵感が高くなってきた。

そして、遂にゴールの松任運動公園が目に入った。

「千里の道も一歩から…」
とよく言うけど、
まぁよくここまで来たものだ…。

複雑な心境…。
でも今日はゴール出来ただけで良しとしよう!苦笑

ゴール前には多くの方が応援下さっていた。
声援に答えながら、
これまでの苦痛が嘘のように笑顔になる。

そして笑顔でゴール!!!

時計は9時間50分を少し切るくらいだった。

あと少しだけ続きます。

第1話はこちら
http://tsukasakitagawa.com/2018/09/30/6th_hakusanshirakawago_1/

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ABOUTこの記事をかいた人

ランニングシューズ選びのプロフェッョナル。履くシューズを変える「だけ」で痛みやトラブルから解放。1000名以上のランナーの足を救ってきた実績を持つ。自身もランナーであり、100kmマラソンのベストタイムは7時間37分。